年に数回のスクーリングは貴重な機会

直接教員や同級生と会って交流を深めることができる

通信制大学の学生にとって年に数回のスクーリング授業は、対面形式で自分の興味がある科目の授業を受けられるのはもちろん、直接教員や同級生と顔を合わせるため学習意欲の向上にも繋がります。スクーリング授業は科目によりますが数日から一週間程度連続で行われることが多く、社会人には日程調整が難しいですが、スムーズに卒業を目指したい人は積極的に参加をするのがおすすめです。最近では、スクーリング授業に参加しやすくなるよう、複数の日程を設けたり、平日の夕方以降や土日祝日に授業を行ったりしている通信制大学も少なくありません。そのため、志望校を決める際に、各大学のスクーリング授業のサポート体制を確認しておくと良いでしょう。

講義の他にグループワークやディスカッションが行われることも

スクーリング授業の形式は科目や担当教員の方針によりますが、参加者同士が主体的に授業に参加できるよう、講義だけでなくグループワークやディスカッションが行われることもあります。そうした中、スクーリング授業を通じて自分以外の学生の意見を参考にしたい人や、プレゼンテーションのスキルを身につけたい人は、事前に各科目の授業の特徴を調べておくのがおすすめです。全国に多数の学生がいる通信制大学においては、スクーリング授業の内容を充実させるため、担当の教員とのミーティングを行ったり、実際に授業に参加をした学生にアンケートを取ったりしているところもあります。なお、初めてスクーリング授業に出席をする際は、自分の学力や性格に合った授業を履修するのがポイントです。